目次
エコキュート交換にかかる費用はどのぐらい?パターン別にご紹介
ここではエコキュート交換に掛かる費用についてパターン別にご紹介いたします。新しいエコキュートへの買い替え・交換
買い替え・交換時の工事内容としては、以下のようなものがあります。- ・現在使用中のエコキュートを撤去する
- ・新しいエコキュートを設置する
- ・古いエコキュートを運び出して処分する
電気温水器かからエコキュートへの買い替え・交換
現在、電気温水器を使用中で新しくエコキュートへ買い替える際には、合計30~50万円程度の費用がかかります。 エコキュートを取り付ける工事費用が10~15万円ほど、エコキュートの本体価格が20~35万円ほどです。ガス給湯器からエコキュートへの買い替え・交換
ガス給湯器から新しくエコキュートを購入して付け替える場合には、およそ30~60万円程度の費用がかかります。 費用の内訳としては、取り付けの工事が10~20万円、エコキュート本体の費用が20~35万円、電力会社への申請費用が3万円程度です。エコキュートの故障の種類
ここではエコキュートの故障の種類についてご紹介いたします。故障の種類を知っておくことで、いざというときに役立つ可能性があります。ぜひご覧ください。エコキュートの初期故障(初期不良)
エコキュートは様々な部品が複雑に組み合って1つの製品として機能している精密な機械です。そのため、テレビやパソコンといった他の電気製品にもよくある「初期故障(初期不良)」もエコキュートの故障として数えられます。 この初期故障に関しては、施工不良が原因でない限り無償で修理対応してもらえるので、そこまで大きな問題にはなりません。 その他にもエコキュートの初期故障には、配管や配線等設置段階で何らかのミスがあり、正常に作動しないということもあります。これは「施工不良」や「設置不良」と呼ばれるものですが、こちらも施工業者に連絡すれば無償対応で設置し直してくれます。(消耗品に関しては例外である)経年劣化による故障
エコキュートの故障として最も多いのは「摩耗故障」と呼ばれるものです。摩耗故障とは、エコキュートの湯量等を管理する場所に使用されているパッキンや弁が、何度も利用しているうちに摩耗してしまう現象のことを指します。 こういったタイプの故障は、摩耗したパッキンや弁の部品を交換すれば問題ありません。メーカーのエンジニアがお伺いし、対応致します。 メンテナンスを怠っていると摩耗した弁から水漏れが起こり、冷媒回路等他の箇所が故障してしまうことがあります。他の箇所まで故障するとその分だけ修理費用も高くなっていきますので注意して下さい。 エコキュートは性能に関係なく、自然に劣化が起こる部品があります。劣化している部品を早めに見つけるためにも、定期的なメンテナンスが重要です。偶発故障
エコキュートを設置した初期段階では気づけなかった問題が、時間経過と共に障害を引き起こして故障につながることを「偶発故障」と呼びます。 これはエコキュートに限らず、様々な製品で起こる故障の1つです。例としては次のようなことがあります。- ・初期段階では気づけなかった電子部品の接触不良があり、それが時間の経過と共に故障を引き起こす(メーカー)
- ・配管に僅かな歪みがあり、初期段階で気づけなかったものの、使用しているうちに何かの拍子で歪みが大きくなり、水漏れが発生する(工事) エコキュートでは珍しいケースですが、このような故障はエコキュートの寿命を急速に縮めてしまう原因になります。急にエラー表示が出るようなった場合はすぐに設置した業者に依頼し、メンテナンスをしてみましょう。 ただし、偶発故障はエコキュートの初期不良が原因だと証明できない場合、無償修理が難しくなります。ある程度有償修理になってしまうことも覚えておいて下さい。(修理の出張費など)