太陽光パネルと蓄電池のメーカーは同じ方がいい?

太陽光パネルと蓄電池のメーカーは同じ方がいい?

今回は、家庭用蓄電池の導入を検討した場合に、多くのお客様が疑問に思ってしまうポイントについてご紹介していきたいと思います。

2019年問題などもあり、昨今、家庭用蓄電池への需要が非常に高くなっています。この記事をご覧いただいている方の多くも、蓄電池の必要性を感じていろいろと調べている状況だと思います。それでは、実際に蓄電池を購入するときには、どういったポイントに注意して購入すれば良いのでしょうか?近年では、家庭用蓄電池の需要がどんどん高くなっていることからも、多くのメーカーが開発・販売に参入しており、「自宅に最適な蓄電池はどれだ?」ということを調べるだけでも一苦労な時代になっています。

特に、蓄電池の導入を決めた人の中には、既に太陽光発電システムを設置している方も多く、こういった方は太陽光パネルと家庭用蓄電池は同じメーカーのものに「統一しなければいけないのかな?」という疑問を持つ人が多いと言われています。家庭用蓄電池は、太陽光発電システムと連携し、より効率的な電力利用を目指すことができるなど、大きなメリットと捉えられていますので、メーカーごとの相性が気になってしまうのは致し方ないことだと思います。
そこで今回は、既に太陽光発電システムを設置している方が蓄電池の導入を検討した場合、「機器のメーカーを重視するのか?」「機能重視の方が良いのか?」という疑問を考えてみたいと思います。

太陽光発電と蓄電池を連携するメリットは?

太陽光発電システムを既に導入しているご家庭では、蓄電池と連携させることでさまざまなメリットがあると聞くけど、「具体的にはどんなメリットがあるのだろう?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
そこでまず、既存の太陽光発電システムに家庭用蓄電池を連携させた場合のメリットを簡単にご紹介しておきましょう。

万一の停電でも電気が使える

太陽光発電と蓄電池を連携させれば、万一の自然災害で大規模停電が発生したとしても電気を確保できるというのが大きなメリットです。そもそも、産業用として活躍していた蓄電池が、一般住宅でも注目されるようになったのは、関東大震災の影響で多くの地域で電力供給がストップしてしまったことが契機となっています。
最近で考えても、今年9月に関東地方を襲った台風15号では、千葉県全域で長期的な大規模停電が発生し、人間の生活にどれだけ電気が必要なのかを再認識した方も多いと思います。停電が発生してしまえば、テレビなどで情報を得ることもできませんし、冷蔵庫や電子レンジなどが使えなくなってしまうため、『普通』の生活すら困難になってしまうのです。特に、小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、エアコンが利用できないことにより、体調を崩してしまうなど、健康にも悪影響を与える問題となってしまいます。
こういった大規模停電では、太陽光発電があれば電気を利用することもできるのですが、それは日射のある日中だけです。日射のない夜間などであれば発電することができないため、やはり通常の生活を維持することは難しくなってしまうのです。そこで、太陽光発電に蓄電池を連携させればどうでしょうか?蓄電池はその名称通り「電気を蓄えておく設備」ですので、昼間に発電した電気を溜めておき、夜間にその電気を利用するというサイクルを作ることが可能なのです。つまり、万一の災害でも家族の安全を守るための電気を確保することができるのです。
家庭用蓄電池の導入は、こういった非常時の備えとして日本政府も普及に力を入れています。

電気代削減が期待できる

家庭用蓄電池を導入することで、家計にかかる電気代を削減することも可能です。特に、2019年10月から消費税が10%に引き上げられたことにより、各電力会社の電気代も値上げされています。電気は毎日の生活で必ず使用するものですので、電気代の値上げは家計に響いてしまうものです。
しかし、太陽光発電システムと蓄電池を連携させ、電力会社の料金プランを賢く利用すれば、日々の電気代を大幅に節約することもできるのです。例えば、近年では日中と夜間の電気代に格差がある料金プランなどが登場しており、電気代の安い夜に蓄電池を充電し、電気代が高くなる日中に充電しておいた電気を利用するなどの運用をすると、大幅に電気代を削減することも可能です。さらに、日中に太陽光発電で作った電気を蓄電池に充電し、充電した電気を夜間に使用するなどと言った運用が実現すれば、電力の自給自足が可能となり、月々の電気代を0円にすることも可能なのです。

FIT終了後も安心

太陽光発電を導入する大きなメリットは、固定価格買取制度(FIT)で売電収入が得られるという点です。しかし2019年以降、10年間のFIT期間が終了するご家庭が続出することから、急激に蓄電池の需要が高くなっているのです。
FIT制度に関しては、開始当初に太陽光発電を導入したご家庭であれば、42円/kWhという非常に高額な固定価格で売電できていたものが、FIT終了後に平均8~9円/kWh程度にまで売電価格が下落してしまうのです。この売電価格は、電力会社から買電する価格よりもかなり安くなってしまうため、太陽光発電の『売電収入が得られる!』というメリットが無くなってしまうわけです。
この問題は、2019年問題などと呼ばれ、多くのご家庭の悩みの種となっています。しかし、既存の太陽光発電システムに家庭用蓄電池を連携させることで、この問題を解決できると言われているのです。上述したように、家庭用蓄電池を導入すれば、夜間も太陽光発電で作った電気を利用できるようになるため、全ての電気を自家消費に切り替え、FIT終了後は「電気代0円を目指す!」ことができるようになるというメリットがあるのです。

蓄電池のメーカーはどうすれば良い?

すでに太陽光発電を設置しているご家庭であれば、家庭用蓄電池を導入すれば非常に多くのメリットがあることがわかっていただけましたね。それでは、本題の「導入する蓄電池は、太陽光発電システムと同じメーカーが良いのか?」という疑問について考えてみましょう。

太陽光発電システムと家庭用蓄電池のメーカーについては、使用状況や何年程度使用している太陽光発電システムか?などによって異なるため、一概に「メーカーを合わせた方が良い!」とは言えないのが現状です。一般的には、既に太陽光発電システムを導入している方が家庭用蓄電池の購入を検討した際、「メーカーは合わせた方が良いのですか?」と質問したとすれば、「同じメーカーにした方が安心」という返答を受けることが多いと思います。これは、互換性や使用する上での利便性を考えた時には、やはり同じメーカーの方が不具合などが出る可能性が少ないからです。

しかし、同じメーカーの蓄電池にこだわってしまうと、せっかく導入する家庭用蓄電池の性能や機能が「自分が求めるモノ」を得られなくなってしまう可能性があるので、消費者にとっては選択肢が狭まるなど、大きな悩みの種となってしまいます。こういった場合には、豊富なメーカーの家庭用蓄電池を取り扱っている販売店に相談するのがオススメです。既存太陽光発電システムに後付けで蓄電池を導入する場合、メーカーが異なる蓄電池を選んだ時には、接続確認がとれていなくて「蓄電池を導入したのに動かない」などと言ったケースも存在すると言われています。しかし、多くのメーカーの蓄電池を取り扱いしている販売店であれば、「既存太陽光発電システムに対応する蓄電池はどれなのか?」という情報も豊富に持っているので安心なのです。

例えば、とくとくショップであれば、国内主要メーカーのほとんどの蓄電池を取り扱っていますので、あらかじめ既存の太陽光発電システムに連携させたとしても動作を保証できる蓄電池を選定し、「その中からお客様の希望に合うものを選んで頂く」という選び方も可能なのです。既存の太陽光発電システムに家庭用蓄電池を後付けする場合には、取扱製品や施工実績を豊富に持っている販売店に相談してみるという方法が『最も賢い蓄電池の選び方』になると思います。

まとめ

今回は、既に太陽光発電システムを設置しているご家庭で、家庭用蓄電池の導入を検討した場合によくある疑問についてご紹介しました。この記事でご紹介したように、太陽光発電と家庭用蓄電池は非常に相性が良い住宅設備となっているため、災害への備えや電気代削減を目的として導入をする方が非常に増えています。

しかし、既存の太陽光発電に後付けで家庭用蓄電池の導入を行う場合には、いくつか注意しておかなければならない点があるのです。家庭用蓄電池は、太陽光発電システムと非常に相性の良いシステムといわれており、これらを連携させることで、大きな電気代削減効果や災害時のバックアップ電源として利用できるなどのメリットが存在しているのは確かです。しかし、それぞれが異なるメーカーの製品を連携させる場合には、接続確認がされておらず、導入したとしてもうまく連携させることができなかった、なんてリスクがあるのです。したがって、既に太陽光発電システムを導入している方が、後付けで蓄電池の導入を検討した際には、多くのメーカーの蓄電池情報を持っている販売店に相談するのが最もオススメです。取扱製品が多い販売店であれば、「どのメーカーならきちんと動作するのか?」という情報もたくさん持っていますので、安心して蓄電池選びを進めることができると思います。

現在、既存の太陽光発電システムに連携できる蓄電池をお探しの方は、ぜひ弊社にご相談ください。とくとくショップでは、国内主要メーカーの蓄電池を取り扱いしていますので、現在運用している太陽光発電設備に相性の良い家庭用蓄電池のご提案が可能です。

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