太陽光発電投資の嘘が多い?誤った認識や情報について解説

太陽光発電投資の嘘が多い?誤った認識や情報について解説

太陽光発電投資関連の情報には、「失敗するからやばい投資っていう噂を聞いた」、「太陽光発電は非効率的な投資で自然にも良くない」などといったネガティブな噂もあります。しかし、本当に太陽光発電投資は、環境およびオーナーにとって悪いものなの?と感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、太陽光発電投資に関する嘘や注意点について詳しくご紹介します。太陽光発電に関するさまざまな噂が耳に入っている方やネガティブな情報で悩んでいる方などは、参考にしてみてください。

太陽光発電投資の噂と嘘

太陽光発電投資に関する噂は複数あり、判断の難しい内容もあります。しかし、噂を鵜呑みにするのは、リスクのある行動です。
太陽光発電投資を検討している時は、嘘や噂を1つずつ整理していくのが大切です。それでは、太陽光発電投資の噂と嘘について確認していきます。

太陽光発電を始めても失敗する?

太陽光発電投資を始めても失敗するという噂については、非常に極端な考え方です。太陽光発電投資は他の事業と同じく、無計画に始めてしまうと失敗してしまいます。具体的には、売電収入を予測せず事業を開始したことで、ローンの返済や維持管理費用を負担できず赤字経営につながる可能性もあります。
しかし、土地や太陽光パネルの選定、収支のシミュレーション、資金調達や返済計画など、1つずつ計画的に準備している場合は、黒字化を目指すことも可能です。また、太陽光発電投資の検討時点では、発電量のシミュレーションも可能なので、設置予定地でどの程度収益を見込めるか確認できます。
弊社とくとくファームでは、各物件の利回りや設備状態、中古太陽光発電所を購入したお客様の声を掲載しておりますので、詳細な状況を確認いただけます。

詐欺が多いから危ない?

太陽光発電投資に関する詐欺は、0ではありません。特に訪問販売による太陽光発電を悪用した詐欺・トラブルが、国民生活センターへ報告されています。
一部の悪質な業者が、太陽光発電を悪用した詐欺を行っています。ただし、詐欺の事例があるからといって、太陽光発電投資そのものが危ないとはいえません。
実績のある太陽光発電設置業者や販売店、仲介会社へ相談した場合は、少なくとも訪問販売業者や実態を確認できない業者よりもトラブルリスクを抑えられます。営業担当者から「絶対に儲かる」、「格安、特別価格で提供します」、「今契約しないと損します」などといった説明を受けた場合は、契約を避けるのが大切です。
弊社サービスとくとくファームでは、創業28年のノウハウ、15,000件もの取引実績を持つ太陽光発電所の仲介サービスを提供しています。産業用太陽光発電物件の購入をご検討の方、太陽光発電の基礎について知りたい方もお気軽にご相談ください。

自然環境を破壊している?

太陽光発電が自然環境を破壊しているという噂は、各設備によって該当する場合もあるものの、全ての太陽光発電設備=環境破壊ではありません。
メガソーラーなど大規模な産業用太陽光発電は、状況によって山林を一部開拓・造成しながら設置されるケースもあります。しかし、脱炭素社会へ進む現代において、メガソーラーも重要な設備の1つです。
また、耕作放棄地や遊休地、ゴルフ場の跡地など、放置されている土地に太陽光発電設備を設置されるケースも多数あります。
太陽光発電にかぎらずさまざまな設備、建物は、開拓・造成されています。環境破壊につながるかどうかは、太陽光発電事業者の節度ある行動も重要なポイントです。
太陽光発電投資に関心を持っている方は、再生可能エネルギーのメリットや環境とのバランスを考えながら検討してみてはいかがでしょうか。

発電量が不安定だから稼げない?

発電量が不安定であることは事実ですが、黒字化を実現することは可能です。太陽光発電の発電量は、火力発電などと比較すると安定していません。しかし、雨や曇りの日にも発電しますし、蓄電池を併用することで一定の売電量を確保できます。
発電量を少しでも安定させるには、設置予定地の日射量や日照時間、影になるような障害物の有無などを確認してみるのが大切です。また、発電効率の高い太陽光パネルを設置することで、発電量の増加を見込めます。
太陽光発電設備は少しずつ性能が向上しているので、発電量の不安定さをカバーできるようになっています。

シミュレーション通りに発電しないから稼げない?

太陽光発電を設置してみたもののシミュレーション通りに発電・売電できないケースは、実際にあります。

  • 設置場所周辺に障害物が多い
  • 日射量が少ない
  • 発電効率の低い太陽光パネルを設置
  • パワーコンディショナの出力と太陽光パネルの出力が合っていない
  • シミュレーションが間違っている

たとえば、上記のようなケースでは、シミュレーション通りに発電できない可能性もあります。
ただし、このような要素は、実績のある太陽光発電業者であれば防ぐことが可能です。そして、太陽光発電業者から提示されたシミュレーション結果が気になる時は、個人も利用可能なシミュレーションツールで比較してみるのもおすすめです。
シミュレーション通りに発電するかどうかは、優良な太陽光発電業者を選定できるかによっても変わります。

単価が下落しているから赤字になってしまう?

FIT制度の固定買取価格は毎年下落傾向なので、単価の下落という点は事実です。一方で太陽光発電設備の設置費用が年々下落しているので、利回り10%や8%などといった水準で利益を維持することも可能です。
さらに産業用太陽光発電は20年間固定単価で売電できますし、出力50kW以上の太陽光発電は発電した電気を全て売電できます。
少なくとも2021年時点では、固定買取価格で太陽光発電の売電を始められます。単価の下落=赤字という噂を鵜呑みしないよう注意が必要です。

太陽光発電投資の嘘を言う悪質業者に注意

太陽光発電投資を検討している時は、悪質業者と契約しないよう注意が必要です。
太陽光発電業者の中には、嘘の宣伝を行ったり高額な設置費用を請求してくる悪質業者も存在します。悪質業者を避けるためには、どのような事例が発生しているのか理解しておくのも大切です。
事例やリスクについて確認したあとは、複数の太陽光発電業者を比較した上で、なおかつ即決で契約しないよう熟考してみます。

悪質業者の行う太陽光発電投資の嘘や詐欺とは?

ここからは、悪質業者の太陽光発電に関する詐欺やリスクについて紹介します。

高額な設置費用を請求

悪質業者の中には、高額な太陽光発電設備・設置工事費用を請求しているケースもあります。
太陽光発電設備は、一般的に100万円以上の設置費用がかかります。さらに初心者や未経験者は、適正価格を把握していないこともありますし、見積もりに表記されている専門用語を理解していない場合もあります。
悪質業者は、このような背景を悪用し、初心者や未経験などへ高額な費用を請求しています。太陽光発電投資を始める前には、設備費用の相場や見積もりの概要、専門用語について確認しておくことも大切です。

架空の太陽光発設備販売

詐欺を働く個人・団体の中には、架空の太陽光発電設備を売りつけることで、不当な利益を得ているケースもあります。
悪質な業者や団体は、セミナーや訪問販売といった方法で投資家から出資金を募ったり設備費用と称して高額な費用を受け取ったりします。契約および支払い後は、業者へ連絡がつかなくなります。
セミナーに関しては実績のある太陽光発電業者も実施しているため、判断の難しいポイントです。

嘘の説明で太陽光発電物件を売りつける

悪質業者によっては、虚偽の説明で太陽光発電物件を売りつけてくるため、注意が必要です。
太陽光発電物件は、日射量やその他条件から赤字になる可能性もあります。そこで悪質な業者は、利益を見込めない土地を購入し設備を設置したのち、赤字案件であることを伏せて顧客に売りつけるケースもあります。
なお、赤字案件などといったリスクに対しては、事前の評判や実績チェック、太陽光発電関連の知識を持つ、相見積もりなどで対応することが可能です。

手抜き工事

一部の悪質業者は、あえて手抜き工事を行い、省略させた作業コスト分も請求しています。施工品質を無視した設置工事は、悪質業者にとってコストを大幅に削減できる部分です。そのため、依頼主に手抜き工事であることを悟られないよう、見積もりを作成・契約します。
悪質な業者は、土地の造成工事省略、粗悪な配線や部品、太陽光パネルを使用しながら不当に利益を確保しようするので、要注意です。

費用の受け取り後に計画倒産

一部の業者には、太陽光発電の設置費用を受け取ったあと、計画倒産を企てるケースもあります。
計画倒産は、架空の太陽光発電物件販売と同じく、当初から設備の設置工事を考慮していません。そのため、依頼主にとっては、詐欺被害であり大きな損失です。
なお、計画倒産でないものの経営難から倒産してしまうケースがあります。意図的でない倒産にも巻き込まれないよう、事前に帝国データバンクで与信を調べるのも重要です。

太陽光発電投資の嘘や失敗を避けるには?

悪質な業者および噂について確認したあとは、太陽光発電投資の嘘や失敗を避けるために大切なポイントを確認していきます。
太陽光発電投資のリスクやデメリットを理解、避けることで、売電収入を確保することが可能です。それでは、太陽光発電投資のリスクを避ける方法について紹介します。

実績のあるメーカーや販売店を探す

まずは太陽光発電施工業者、販売店の実績や法人登記状況、評判について調べてみるのが大切です。
実績もしくは営業実態を確認できない業者の場合は、新規事業者もしくは詐欺グループの可能性も考えられます。少なくとも過去に施工・販売実績を持つ業者を候補にし、相見積もりしていくのが基本です。

シミュレーションを行う

虚偽のシミュレーション結果であるか判断するには、自主的に発電や利回りのシミュレーションを行ってみるのがおすすめです。
発電量のシミュレーションに関しては、個人でも利用可能な無料・有料ツールで確認できるようになっています。また、月間・年間日射量に関しては、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構)HPから、データを収集できます。
利回りや収支については、日射量や発電シミュレーションから手計算できますし、シミュレーションソフトを用いて確認することが可能です。

費用や融資について慎重に計算

赤字経営によるローンの滞納といったリスクを避けるには、収支の計算、可能な限り融資額を抑えられるよう費用削減に努めるのも重要です。
太陽光発電の設置には、100万円以上の費用がかかります。太陽光発電ローンを組んだ場合は、一般的に10年~15年程度の返済期間です。
収支の計算・シミュレーションを行うことで、ローン完済のために必要な売電収入を確認できますし、返済期間を短縮できる場合もあります。また、初期費用を全額もしくは一部負担できれば、融資額を削減することが可能です。

メンテナンスを定期的に行う

太陽光発電投資を継続していくためには、定期的なメンテナンスを実施してもらえる施工業者へ依頼するのもポイントです。
悪質な業者の中には、メンテナンスフリーという嘘の説明を行います。また、メンテナンスフリーの設備という噂もあるため、人によってはメンテナンスを重要視していない可能性もあります。
太陽光パネルやパワーコンディショナ、配線、架台などは、10年や15年程度で劣化が進みます。さらにメンテナンスを実施しなければ経年劣化が、より進んでしまいます。
太陽光発電投資を始める時は、太陽光発電施工業者へメンテナンスの頻度や保証内容について確認するのが大切です。他には遠隔監視装置を導入し、常に異変をチェックできるシステムを準備しておきます。

出口戦略を決めておく

太陽光発電投資で見落としがちなポイントの1つが、出口戦略です。
産業用太陽光発電は、20年後にFIT制度終了となります。さらに20年後電力会社から電力を買い取ってもらえるかは、2021年時点で分かりません。そのため、20年後の運用方法について考えておく事が大切です。

2021年時点で考えられている出口戦略は、以下の通りです。

  • 売電を継続(電力会社が買取を継続している場合)
  • 自家消費型へ切り替える
  • 太陽光発電設備の売却
  • 太陽光発電設備の撤去

売電継続のメリットは、売電収入を確保できる点です。しかし、維持管理費用を上回る売電収入となるかは、電力会社の対応状況によって変わります。
近年では自家消費型が注目されています。自家消費型太陽光発電は、FIT制度や買取価格の変動といった影響を受けずに電気代削減効果を伸ばせます。
太陽光発電の運用を取りやめる場合は、撤去よりも売却から検討してみるのがおすすめです。太陽光発電設備は、今後も一定の需要を期待でき、なおかつ売却益も見込めます。

確定申告や帳簿付けについて学んでおく

太陽光発電投資では、確定申告や帳簿付け、節税について学んでおきます。
太陽光発電投資で得た利益に対しては、所得税がかかります。適切に仕訳を行った上で確定申告しなければ、節税できた分を見落とす可能性があります。さらに所得税の計算を間違えて過少申告してしまった場合は、修正申告した上で所得税と過少申告加算税を納付しなければいけません。
このように適切な帳簿付けと確定申告は、余計な費用・税負担を避ける上で大切なポイントです。

太陽光発電投資の嘘や悪質な業者に注意が必要

太陽光発電投資の噂や嘘などへ惑わされないようにするには、基礎から学びながら正しい知識を身に付けていくのが特に重要です。また、太陽光発電投資の詐欺や悪質業者は、詐欺事例を知ったり複数の太陽光発電業者へ相談・見積もりを作成して持ったりすることで避けられます。
太陽光発電投資の嘘や噂が気になっている方は、今回の記事も参考に太陽光発電の基礎を学んでみてください。
さらに悪質業者を避けながら太陽光発電物件を購入したい方は、弊社サービスとくとくファームより物件情報を調べてみてはいかがでしょうか。
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