太陽光発電の盗難に注意!防犯対策についても解説!

太陽光発電の盗難に注意!防犯対策についても解説!

太陽光発電には、銅線や金属の接合部品、半導体などが組み合わさっています。そのため、窃盗犯は太陽光パネルなどを盗んだのち、お金に換えているケースもあります。太陽光発電を設置している方の中には、盗難に対してどのように対応すればいいのか分からないのではないでしょうか?

そこで今回は、太陽光発電の盗難に関する被害や防犯対策、盗難保険について詳しくご紹介します。太陽光発電の防犯対策について知りたい方や太陽光発電の盗難リスクについて知らない方は、参考にしてみてください。

太陽光発電の盗難事例

太陽光発電が普及してきたことで、太陽光パネルやケーブルなどの盗難事件が多発しています。2022年に起きている盗難事件を紹介します。

群馬県でケーブルの窃盗

群馬県太田市では、太陽光発電の接合部品である銅線ケーブルが盗まれました。銅線ケーブルは、約2,400メートル、重さ約7トンのもので、被害総額が1,300万円相当です。また過去に太田市では、約920メートルのケーブルが盗まれる被害があり、被害総額が約330万円相当の事件がありました。

群馬県みどり市の太陽光発電施設でも、26万8,800円相当の太陽光パネルをつなぐケーブル20本がなくなっており、警察署に被害届を出しています。

茨城県で太陽光パネルの盗難

茨城県では、建設途中の太陽光発電所から太陽光パネルが500枚盗まれました。ひたちなか市においても太陽光パネル138枚が盗まれ、被害総額約400万円相当の盗難が起きています。

ケーブル窃盗団などの組織的な盗難

ケーブルや太陽光パネルは、ひとりだけで盗難するのは難しく組織的な犯行と言えます。運び出すためには、銅線ケーブルを切断して、重機などを使用して運び出すなど大がかりな犯行となります。

太陽光発電の盗難が発生している理由

太陽光パネルやケーブルは、転売目的で盗難していることが多いです。盗難が発生している理由について紹介します。

HPなどで各太陽光発電の住所が公開されている

経済産業省資源エネルギー庁では、太陽光発電などの再生可能エネルギーを取り扱う事業者の住所が公開されており、2022年4月15日時点では、1,035の事業者が公開されています。太陽光パネルやケーブルを盗む際には、場所の特定だけではなく、盗難するにあたっての計画のしやすさといった問題点があります。

つまり、盗難しやすい条件が整ってしまっていると言えます。

換金されやすい銅線などがあるため

銅線ケーブルの窃盗が多発しているのは、世界的に資源価格の高騰によって、銅の価格が上昇しているためです。また銅線ケーブルは、シリアルナンバーなどがないため追跡のしづらさがあります。

盗難に際しても、運びやすさがあるため、太陽光パネルよりも盗難被害が多発しています。

盗難されやすい環境という側面がある

太陽光発電所は、近隣に住宅などがなく、人の出入りも少ない場所に設置されていることから、防犯対策がされていないものが多いです。また夜間になると、発電ができないため盗難にあったとしても気づくまでに時間もかかってしまいます。

つまり、盗難する側から見れば、盗難しやすい環境に太陽光発電所があると言えます。

太陽光発電の盗難リスクを抑えるには?

盗難を抑える方法として6種類あります。

太陽光発電の周辺に監視カメラを設置

太陽光発電の盗難対策には、防犯カメラを複数設置するのが効果的です。防犯カメラは、住宅用のものであればホームセンターなどで販売しており、安いもので3,000円程度、高いものになると3万円程度となり、値段が上がればより高性能になります。

また防犯カメラの設置などを外部の業者に依頼する方法があります。自分たちで取り付けるものよりも高くなるものの、広範囲の防犯カメラや画素数の高い防犯カメラなど高性能なものも多いです。費用はかかるものの、安心を買うという意味では検討するのも大切といえます。

野立て太陽光発電の場合はフェンスを設置

太陽光パネルが設置してあるところにフェンスを設置する方法です。フェンスだけでは、フェンスをよじ登られたり、金網部分を切断されたりして侵入される可能性があります。

頑丈なフェンスにすることや有刺鉄線を巻きつけるなど、相手に警戒心を抱かせるぐらいのものを設置するのが大切です。

センサーライトの設置

センサーライトは、相手が近づいてきたときに光を照らすものになります。盗難する側から見れば、光は気になるものの、無人の発電所であれば防犯としての効果は薄いものとなります。

センサーライト単体で使うよりも、防犯カメラを組み合わせた使い方に効果があると言えます。

定期的に目視で点検する

太陽光発電では、定期的なメンテナンスが義務付けられています。メンテナンスの際に、太陽光パネルの数を確認することや、ケーブルの断線などが知らないうちに起きていることがあります。定期的に目視で点検することで盗難被害を防ぐことができます。

周辺に住民がいる場合はコミュニケーションをとる

太陽光発電所の近くに住宅などがある場合には、日頃から住民とのコミュニケーションをとっておくことで、不審者情報などがあれば情報の共有をしてもらえる可能性があります。

しかし、太陽光発電所が設置される場所は、人の出入りが少ない場所が多いため、周辺に住民がいる場合のみの方法と言えます。

太陽光発電所の住所を拡散しない

太陽光発電所の住所は、公表する必要がなければ控えることが大切です。太陽光発電所関連の情報発信をしたい場合には、ぼかした表現で発信するなど、公表する情報としない情報をあらかじめ分けておくことで、場所を特定されなくなります。

太陽光発電の盗難保険に注目!

太陽光発電の盗難に際して、メーカー保証と損害保険があります。

メーカー側で補償してくれる場合がある

太陽光パネルを購入するとメーカー保証があり、製品保証と出力保証の2つがあります。製品保証は、外部からの被害に対応しておらず、太陽光パネルの不具合などの保証です。出力保証では、発電量が落ちているなど、太陽光発電の出力を一定期間保証するものとなります。

またメーカー保証には、盗難による保証が含まれていることがあるため、設置に際して保証内容をあらかじめ調べておくと良いです。

動産総合保険で盗難補償を受けられる

太陽光発電において外部からの被害を補償してくれるものとして、動産総合保険があります。動産総合保険では、盗難による損害を補償するだけではなく、火災や落雷、台風・水災、風災・ひょう災・雪災、外部からの物体の落下・飛来・衝突といった損害にも対応しています。

盗難による被害だけではなく、自然災害にも対応しているのが特徴です。年間保険料は3万円から4万円程度かかるものの、加入しておくことをおすすめします。

太陽光発電の盗難に備えて対策を進めよう!

太陽光発電の盗難があった場合、一度の被害で大きな損害となります。盗難リスクを回避するためには、防犯カメラやセンサーライトなどの防犯設備を設置することや、定期的な目視による点検、近隣住民とのコミュニケーションをとるなどの方法が有効と言えます。本記事を参考にして、太陽光発電の防犯に備えてみてはいかがでしょうか。

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