茨城県は太陽光発電に向いているの? 特徴やメリット

茨城県は太陽光発電に向いているの? 特徴やメリット

環境にやさしい発電方法として知られる太陽光発電ですが、発電設備を設置する際に気をつけたいのが、その土地が太陽光発電に適性があるかどうかです。そこで本記事では、日射量などの各種条件を参考に、茨城県が太陽光発電に適性があるかどうかを解説します。太陽光発電の導入をご検討中の方は、ぜひご覧ください。
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茨城県の特徴

太陽光発電は、日光を電力にエネルギー変換する性質上、その運用にあたっては気象条件が非常に重要です。日照時間が長く、降雨・降雪の少ない安定した自然環境が太陽光発電に向いた立地と言えます。また、自治体から補助金・助成金などのサポートが得られるかも大きなポイントです。

まずは、こうした点を踏まえながら茨城県の特徴をご紹介していきます。

太陽光発電に向いている?茨城県の気候・日照時間・地盤

茨城県は日本列島のほぼ中心、関東地方の北東部に位置し、県の東部は太平洋に面しています。

太平洋側は日照時間が長いという特徴があり、気象庁の発表によると、茨城県の県庁所在地である水戸市の年間日照時間(2020年)は、全国で16位の2,058時間を記録しています。中長期的観点から見ても茨城県の年間日照時間は2010年以来、2,000時間以上を記録しており、全国的に日照時間が長い土地柄です。

また、茨城県は雪も少ないため設備への負担が少なく、太陽光発電に向いた気象条件を備えた立地と言えるでしょう。
(引用元:http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/annually_s.php?prec_no=40&block_no=47629&year=2020&month=&day=&view=p1)

茨城県に太陽光発電の設置件数が多い理由とは

全国的に見て、茨城県は太陽光発電の設置件数が多い自治体です。

一般社団法人太陽光発電協会による調査報告では、2009年から2014年にかけての「住宅用太陽光発電補助金制度」の都道県別受付件数は、茨城県が10位に入っています。
(引用元:http://www.jpea.gr.jp/j-pec/data/doc/pdat_uketsuke_20140801.pdf)

この実績は、茨城県が抱える人口の多さが影響しているものと考えられます。2020年時点での茨城県の人口は約285万人と全国でも上位であり、必然的に太陽光発電の設置件数も多くなります。
(引用元:https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/tokei/fukyu/tokei/betsu/jinko/getsu/jinko2012.html)

太陽光発電における補助金

令和3年時点では、太陽光発電機器導入における茨城県単位での補助金制度はありません。

ただし、市町村単位では実施している自治体もあり、たとえば水戸市は2021年度、住宅用太陽発電システムを設置する場合の補助金制度を実施しています。受付件数は320件までの予定となっており、基本的には早い者勝ちです。
(引用元:https://www.city.mito.lg.jp/000271/000273/00290/000336/002602/p023489.html)

また、北茨城市にも住宅用太陽光発電システムの設置における補助金制度があり、太陽光発電システム1基当たり5万円の補助が受けられます。なお、募集期間は上半期が約40人、下半期が約20人というように、やはり定員が設定されています。
(引用元:https://www.city.kitaibaraki.lg.jp/docs/2017030600016/)

このように補助金制度は予算が尽き次第受付を終了する場合や、受付期間が限定されている場合があるので、申請を検討する場合は各自治体の情報を事前にご確認ください。

茨城県で太陽光発電設備を設置・投資するメリットとデメリット

気象条件などの観点から、茨城県は太陽光発電設備を設置できる土地が比較的多い自治体です。これを踏まえた上で、茨城県内で太陽光発電設備を設置するメリット・デメリットとしてはどのような点が挙げられるでしょうか。

設置・投資を行うメリット

太陽光発電の運用において立地条件が重要ですが、茨城県は多くの点でその条件を満たしています。すでにご紹介したように気象環境が良いため日射量を確保しやすく、安定した発電量を見込めます。また、茨城県は北部こそ山地が連なっていますが、中央部から南部にかけては関東平野が広がっており、太陽光発電設備を設置するのに向いた平坦地を多く有しているのも魅力です。

さらに、これは太陽光発電そのものの特徴ですが、太陽光発電を投資対象として見た場合、他の投資と比較してリスクが少ないという利点があります。というのも、たとえば賃貸住宅への投資では空室リスクなどを伴いますが、日射量は年間レベルで見れば大幅な増減は起こりづらく、安定した発電量と売電収入が見込めるからです。しかも、国が最初の10年間の売電価格を保証しているので、少なくとも初期投資分の回収見込みはかなり高めです。

また、環境にやさしい自然エネルギーの普及に貢献することによって、地球環境保護や持続可能社会につながることは言うまでもありません。

設置・投資を行うデメリット

太陽光発電にも当然デメリットはあります。まず挙げられるのが、自然エネルギーに付き物の問題である天候や天災の影響を受けやすいという性質です。いくら過去の統計データを参考にしても、自然を相手にする以上、不確定要素は排除しきれません。

また、設備導入費として初期投資額が大きくなりがちなのもデメリットです。これについては補助金制度などを活用して、少しでもコストを抑えましょう。

見過ごしがちですが、太陽光発電設備にはメンテナンスが必要です。収益計画を立てる際は、業者に相談するなどしてメンテナンス費用も算出し、忘れずに計上しましょう。

茨城県の太陽光発電を所有するお客様の声

実際に茨城県内で太陽光発電を設置した、または茨城県の太陽光発電に投資したお客様の声を下記にご紹介します。お客様の声からも、茨城県は太陽光発電を設置するのに適した地域であることがわかります。関東地方にお住まいの方をはじめ、太陽光発電の設置や投資をお考えの方は参考にしてみてください。

茨城県は太陽光発電にピッタリの人気エリア

・茨城県は日射量が多いので、太陽光発電設置によい立地である。
・茨城県は人気エリアのため、送電網の関係で一時申請の受付をストップしていたこともあったが現在は解消されたので安心した。
・太陽光発電設置の申請受付が再開して以降、たくさんの事業者が発電事業に参入している。
・茨城県は、関東地方在住なら足を運べる距離なので、自分の目で状況を確認できてよい。
・発電設備の状態をたまに確認することで、安心して運用することができる。

●まとめ
本記事では、茨城県が太陽光発電に向いているかどうかを解説しました。茨城県は日照時間や地盤などの環境要件が太陽光発電を運用するのに適しており、全国的に見て太陽光発電の設置件数も多くなっています。太陽光発電は比較的安全な投資対象ですが、初期投資額が高く、メンテナンス費用としてランニングコストもかかるので、導入の際はしっかりとした長期的計画を立てるのが重要です。

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