当然のように起きた潮流、「エシカル消費」ってなに?

当然のように起きた潮流、「エシカル消費」ってなに?

最近、メディアによく登場する「エシカル消費」という言葉をご存じでしょうか。メディア以外にも企業の会社案内やホームページなどでも見ることが多くなったように思います。
「とくとくファーム」の運営会社である和上ホールディングスではESG投資やSDGsの流れに向けた方策として太陽光発電を提案することが多いのですが、このエシカル消費もその流れ上に起きているものです。

エシカル消費の「エシカル」とは、倫理的な、道徳的な、といった意味合いの言葉です。私たちが日常生活でさまざまな商品やサービスを消費している中で、エシカルなものを選ぼうというのがエシカル消費の基本的な考え方です。
そんな流れから起きた、とても有名な取り組みがあります。それは、フェアトレードです。フェア(公平な)トレード(取引)という意味の取り組みで、主にコーヒーなど世界的に消費されている商品で積極的に導入されています。コーヒーの原産国は南米やアフリカなどが多く、全体的に途上国が多く含まれています。こうした国では労働環境が十分とはいえず劣悪な環境で過酷な労働を強いられている一方で賃金が安いため、一向に現地の生活が豊かにならないという問題がありました。その一方でコーヒーを大量に消費する先進国では安いコーヒーを優雅に楽しんでいる構図が問題視され、これを是正するために生まれたのがフェアトレードです。買う側が強いんだ、というロジックでコーヒーの原料を安く買い叩くのではなく、適正価格で仕入れることで現地の農家や労働者の労働環境や生活を改善しよう、というわけです。
しかし、これをすることでコーヒーの仕入れ価格が高くなるため、コーヒーを嗜む人たちにとっては負担が増えますが、そこで登場するのがエシカル消費です。

原料を作る人たち、生産地などが豊かになるように配慮されたコーヒーを選ぶことで、たとえそれが従来のコーヒーより高いとしてもそれを選ぶのがエシカル消費です。消費行動に倫理観、道徳観が流れているというわけです。これならコーヒーを飲むことが生産地を苦しめるのではなく、生産地を豊かにすることにつながるわけです。

これはまさに、近年どんどん浸透しているSDGsやESG投資と同じ流れにあるものです。電力を消費する私たちの生活においても、その電力の質にこだわるのがエシカル消費です。また、工業製品を選ぶ時にもどんな電源で生み出された電力で工場が稼働しているのかにまで考えが及ぶのがESG投資です。再生可能エネルギー由来の電力でなければ「電力の質が低い」と見なされ、エシカル消費の輪に入ることはできません。

太陽光発電投資にも、全く同じことがいえます。同じ投資であっても再生可能エネルギーのシェアを高めることに資する事業はエシカルな投資です。これからさらにエシカル消費の流れが強まり、電力の質が問われる時代は、まさに太陽光発電投資家の時代といえるのです。

産業用メガソーラーカテゴリの最新記事